援助内容
1. 援助対象研究分野
我が国の学術の発展並びに学術の国際交流を図るため、工学を含む自然科学、人文・社会科学、学際融合的な分野・領域等において、国民生活向上への寄与が期待される研究を幅広く対象とする。
●援助対象となる主な研究分野
- 都市・居住環境の向上
- 国土・資源の有効利用
- 防災・危機管理の推進
- 文化・自然環境の保全
※ (1)~(4)に関連する社会システム、情報技術等先端技術に関するものを含む
2. 援助対象研究者
指定する推薦機関に所属する「常勤の研究者」
3. 指定する推薦機関
- 自然科学:指定15大学
-
- 北海道大学
- 東北大学
- 筑波大学
- 東京大学
- 東京工業大学
- 横浜国立大学
- 名古屋大学
- 京都大学
- 大阪大学
- 神戸大学
- 九州大学
- 慶應義塾大学
- 東京理科大学
- 日本大学
- 早稲田大学
- 人文・社会科学:指定17大学
-
- 北海道大学
- 東北大学
- 筑波大学
- 東京大学
- 東京藝術大学
- 一橋大学
- 横浜国立大学
- 名古屋大学
- 京都大学
- 大阪大学
- 神戸大学
- 九州大学
- 政策研究大学院大学
- 学習院大学
- 慶應義塾大学
- 上智大学
- 早稲田大学
4. 募集期間
7月1日~10月31日
5. 援助の種類
(1)短期派遣
我が国の上級研究者(教授級)および中堅研究者(准教授、講師、助教)を対象、派遣期間は原則3ヵ月以内。渡航費等と滞在費(上級研究者 20,000円/日、中堅研究者 15,000円/日)
*2022年度採択実績 申請2件 採択0件
(2)長期派遣
我が国の中堅研究者(准教授、講師、助教)を対象、派遣期間は原則1年以内。渡航費と滞在費(15,000円/日)
*2022年度採択実績 申請11件 採択5件
6. 援助金額
研究者交流援助※として、2023年度採択予定額は総額2,500万円とする。
※研究者海外派遣(短期・長期)および外国人研究者招へい・受入れを合わせた全体の予定額
7. 選考方法
「選考委員会」において審査の上、助成対象候補を選考し、「理事会」において決定する。
応募の流れ(推薦制)
7月1日 各推薦機関に推薦依頼・WEB申請受付開始
推薦機関宛に募集要項等を送付、財団HPに募集開始を掲載します。申請希望者は「助成申請システム」から、申請書を作成してください。
WEB申請(基本情報の登録と添付書類のアップロード、プリントアウト)
「助成申請システム」より基本情報を入力、派遣内容をアップロードの上、申請書、所属機関承諾書、候補者推薦書をプリントアウトしてください。
所属長の承諾とアップロード
プリントアウトした所属機関承諾書に所属長から押印をいただいてください。押印をいただいた承諾書はPDFファイルにして、「助成申請システム」にアップロードしてください。
各推薦機関に提出
申請書、所属機関承諾書(本証)、指定する推薦機関の候補者推薦書(押印なし)を推薦機関に提出してください。
※申請書類が推薦機関から当財団へ提出されることにより正式な受付となります。
10月31日 財団の推薦受付締切
【重要】推薦機関における申請の受付締切はこれより早い期日となりますので、指定する推薦機関に事前にご確認ください。
翌年3月下旬 採択・不採択の通知
採択予定者に対する内定通知をメールにて翌年2月頃までに送付後、3月下旬に全申請者、推薦機関、所属機関宛に書面をもって通知いたします。
翌年4月以降の希望日 採択者に援助金を送金
出発日の1ケ月前程度を目安としています。
募集要項・申請書類一式
下記より申請をお願いいたします。
研究者海外派遣(短期・長期 共通)
- 応募に際しての注意事項
- 申請者は、推薦機関を経て申請書を提出してください。(申請者が、申請書を財団に直接提出することはできません。)
- 申請者は、推薦機関に所属する常勤の研究者であることが必要です。
※ 募集期間中(7月1日~10月31日)のみ「助成申請システム」へリンクいたします。
FAQ(よくある質問)
- これから申請をされる方・申請中の方
-
- 申請書は財団へ直接送ることができますか?
- できません。申請書は必ず推薦機関へ提出してください。
- 募集要項にある推薦機関以外の推薦でも申請できますか?
- できません。
- 申請書の記入スペースを増やしてもよいですか?
- 増やすことは可能ですが、選考の際に不公平をきたす場合もあるので、既定のフォームを大きく変更せずに、数行程度の増で記入してください。
- 助成金に所属機関の間接経費を計上してもよいですか?
- 助成金を間接経費に充当することは想定しておりません。
- 申請書の提出締切日について。
- 10/31までに財団必着としています。各推薦機関の提出締切日はそれより早く設定されますので、各推薦機関に事前に確認され、余裕を持って申請書を作成されることをお勧めします。
- 申請後の取り下げは可能ですか。
- 申請後取り下げる場合は、すみやかに財団にご連絡ください。
- 申請書の作成について
- 推薦機関に提出する申請書一式は片面で印刷してください。
- 所属機関と推薦機関が異なっていても申請できますか?
- できません。申請者は必ず推薦機関に所属する研究者であることが必要です。
- 渡航費には同伴者も含めることができますか?
- できません。
- 渡航期間(援助対象日数)の算出について
- 「日本を出国した日」から「日本に入国した日」までの日数となります。
- 海外派遣の出国・帰国は同一年度中でなければなりませんか?
- 出国が採択年度内であれば、帰国は年度を越えてもかまいません。
- 海外派遣に申請しましたが、同じ渡航について他の財源での助成が決定しました。
- 同一の渡航について、原則として使途区分が明らかな場合を除き、他の助成との併用はできません(研究者招へい・受入れの場合も同様)。使途区分が明らかな場合は併用が可能ですので、財団にご連絡ください。
- 現在、海外で研究活動を行っている研究者が、海外派遣援助に申請できますか?
- 既に実施している研究の期間を延長する目的での申請は認められませんが、研究計画が新たな助成対象となり得る申請については審査対象となります。